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インドお散歩日記
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村を出る日の朝、起きたときからなんか気持ちが悪い。
インドに入ってから約2週間大丈夫やったのに〜。
パプーに飲まされた生水のせいか...?
それともパプーに食べさせられたニンジン(まるごと)のせいか...?
パプー、パプー、パプー...。

飲まされようが、食べさせられようが、そうしたのは自分なので
パプーを責められるわけではないのだが。

あー気持ち悪い。
嘔吐を繰り返す。

心配したGHの奥さんが、レモン水を作ってくれた。
水+レモン+砂糖+塩のシンプルなドリンクは最高においしかった。
ちょっと楽になった。

なんか体調が優れなかったせいもあって、家の人たちと十分に
別れの挨拶ができなかったことが悔やまれる。

JaipurのGHに戻り、もらった薬を飲むとだいぶん良くなった。

明日にはここを出てDelhiに戻りY子ちゃんと合流!!
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ある夜、DJセットを載せたトラックが家の前にやってきた。
「今日DJ来るで」
と聞いてはいたものの、ほんまに来たときはちょっとびっくり。

22時頃から始まり一晩中踊る。踊る。踊る。踊り明かす。
夜中でも大音量で。


私は24時になったところで睡魔に襲われたのでそれ以降のことはわからないけど、
私が見た限りでは、踊っているのは男性だけだった。

女性陣は、DJセットの前で踊る男性を遠巻きに見ているだけ。

あるときひとりの女性が、DJセットの前に行くと
男の子がえらい険しい表情でその女性をその場から追いやったことがあった。

分厚く高い壁を見た。

て、まあ何もインドに限ったことではなく、日本にもあるよね。
相撲の土俵とか。そんな感じ...?

お婿さんとその一族がお嫁さんとともに帰ってきた。

お嫁さんが被っている白い布の先には紐が結ばれており、
その先をお婿さんが持ち、お嫁さんはずっと下を向いたまま歩く。



家に入り記念撮影が行われ、お嫁さんのお披露目となる。
お披露目といっても、あいさつをしたりするわけでなく
床に座って人々が彼女の顔を見に来るだけ。
彼女はずっとショールで顔を隠したままだ。
だからみんな軽くショールをめくり彼女の顔を覗き込む。
その間も彼女はずっとうつむいている。

あるとき突然彼女が泣き出した。
理由はわからないけど、緊張が解けたか、もしくは
何らかの興奮状態にあったのだろう。

ヒンドゥー教では、結婚は女性にとって救いとされているという。
人生最大の儀礼。
新しい環境で新しい生活の始まり。

様々な思いが交錯しただろう。


「この人たちもお見合い結婚なんかなぁ」と考えると
なんか泣きそうになった。へんに感傷的になってしまった。

聞くところによると、お見合いといえばそうなんやけど、
以前から親交はあったようだ。
というのも、二人の兄&姉同士が結婚しているのだ。
お婿さんのお兄さんと、お嫁さんのお姉さんが結婚し、
「うちにももうひとり娘がいるから弟さんとどうやろ?」
ということになったらしい。

そして、結婚式の日取りは占星術で決められたそうな。
dance

花婿の家に集まり、歌い、踊る村の女たち。
アンクレットの鈴が「シャンシャン」と響く。

manisha-ajeet

左)花婿、右)妹。
沐浴のあとの儀式。



こちらも儀式のひとつ。
花婿は、ターバンを巻き、腰には剣を備えています。



このターバンを
広げると〜......


このブログはリアルタイム風。
旅行中に書いていた日記を改めて書き直したものです。

結婚式が行われる村に来てから日記を書けない状況になりました。

ホテルなら自分の部屋が確保されていて日記を書くことができるけど、
ここでは、それが不可能なのです。
みんなと一緒の部屋やし、ひとりでいると必ず誰かが声かけてくる。
ひとりでいることが不可能なのである。

良い習慣やと思う。
しかし、ひとりが好きな私には、ひとりになる時間も必要なのだ。
考え事をしたり、料理の様子を眺めたり、夕日を眺めたりしたい。
ぼーっとして、ただ空気を感じたりしたい。

ま、ここはインド。インドの村。
郷に入れば郷に従おうではないか。

文字としての記録がないので、曖昧になった記憶に頼って書くことになります。

7時過ぎにGHの家族、いとこたちと共に駅に向かう。

このとき初めてSLクラスに乗る。
これまでとは違い、エアコンもない。席間も狭い。席自体も狭い。

最初はそうでもないが、徐々に乗客数が増え、人であふれていく。

そんな人込みのなか少年がふと現れた。
なにか小さい楽器を手に持ち歌っている。
歌い終わると乗客が少年にお金を渡している。

少年はこうして生活しているのだろう。


車窓から眺めた、乾いた大地に点々と木々が在る風景は
砂漠を感じさせる。
何故か砂漠には憧れがある。

照りつける太陽、風が描く文様。
黄金の大地と、対極の青い空。

イイ。



そんなこんなで出発から約4時間後、目的地に到着。

駅で待っていたジープに
大量の荷物と6人以上の人間が放り込まれる。

暑。

着いた家はなかなか立派なお家だった。

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2006/02/08〜03/10

*あくまでも私が体験してきたことなので、これがインドの全てであると受け取らないでください*
また、このブログは、散歩中書いた日記をもとに、リアルタイム風に書き直しています*


書いてる人:まったりすと
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By. Hivaenvineasy @ 郷に入れば郷に従え
(09/09)
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