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インドお散歩日記
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実に怪しい宝石屋の青年に出会った。
「宝石屋」という肩書きからして怪しいが。

ネット屋に行った帰りのことだった。

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やはりインドの朝は早い。
が、私の朝はいつも通り。

今日は14:30の列車でJODHPURへ向かう。
出発まで時間があるのでネットカフェへ行くことにする。
GHの息子に場所を聞き、なんとなくしかわからんがとりあえず
GHを出る。

案の定迷ったので道行くおっちゃんに聞く。

 「サイバーなんとかっていうネットカフェ知りませんか?」
おっちゃん 「あっち」
 「あっち?ありがとう!」

「あっち」に行くもネットカフェなんぞなかった。
オ、オヤジ...。

なんかインドではこういうことがよくあると聞きます。

インド人は「知らん」とか否定的なことを言わない、とか。

「知らん」と言って相手をがっかりさせたくない、とか。
(知らんなら知らんと言ってくれた方が助かるんだが。)

道を知りたいのはあなたなのであって、僕には関係ないから、とか。

どれもネットで拾い読みした情報なので真偽は不明。(適当...)

詳しい方教えてください。


GHに戻り、屋上でボーっとしてると、
隣の家の女の子がこっちおいでと呼んでくれた。

あとからその子の姉もやってきて、
「フォト!!」攻撃に遭う。
それはそれはもうモデル気分でポーズ決めまくり。

GHの娘たちや近所の少年も加わり、家の裏に広がる空き地に場所を移す。
なんぼ撮っても「フォト!フォト!」攻撃。
ほんまにみんな楽しんでるから撮り甲斐がある。


gardenP&L poonam boy


およそ1時間の撮影会を終え、そろそろ駅に向かう時間になった。

GHに戻るなり奥さんに呼ばれ、居間でチャイをごちそうになっていると
ラジャスタニドレスを着てみ、と半ば無理やり着せられる。
奥さんも娘たちも私を着せ替え人形にしてかなり楽しんでいる。

この衣装は、ジャイプールのあるラジャスタン州の民族衣装で
スカート、ブラウス(ブラジャー?)、上着、そしてショールをまとう。
ブラウスはサリーのブラウスと同じような、丈が短く袖のあるもので、上着は丈の長いノースリーブ。
ちなみにサリーは、ペチコート、丈の短いブラウスの上に5~6メートルの布を巻きつける衣装ですね。

pooja,manisha,lakshmi
左:レンガー・チョーリー 中:ラジャスタニドレス 右:サリー


オーナーと話をしていたときタバコ(ビーリーという安い葉巻)をすすめられる。
タバコなんて一生吸うもんか、バカヤロー。

タバコのニオイを察知しただけで顔をしかめる私。
前方に歩きタバコ人を発見しようものなら、わざわざ小走りで抜かします。

、吸ってしまったよ。
苦いねー。ほろ苦いねー。
何事も経験です、と正当化したりね。


夕食後は、ここの宿泊者である大阪の大学生Mちゃん、Yちゃんと一緒に一家団欒におじゃますることになった。

薄暗い灯りのなか勉強する娘たち。
勉強用の机はない。ベッドの上にあぐらをかいて教科書とにらめっこ。

12歳ぐらいの娘の理科の教科書を見たMちゃんとYちゃんが驚いている。
理系の彼女たちによると、日本では中学、高校で習うような内容だったらしい。数学も然り。
あと、ヨガの教科書もあったなぁ。

そのあとは娘にメヘンディをやってもらい、

mendi
私の手ではございません。

Mちゃん、Yちゃんと情報&食べ物交換をして
疲れた体を休める。


明日は、青の街、Jodhpurへ。
バスで隣に座った少女の親切をお借りし、Jantar Mantarに着く。

ここは天文台なのであるが、予備知識もなく、ガイドも利用しなかった私にはなんのことやらさっぱりわからん。
もったいないことをしているような気もするが...。

後で調べたことやけど...
18世紀にマハラジャが造らせたもの。
日時計、星座観測、曜日観測などの18の観測器がある。
現在はズレがあるが、日時計は2秒単位で計れるという。

電池の力で時を計る今とは違い、自然の力で時を計っていた昔。
宇宙の中に、そして共に生きてるように感じる。


特になにをしたというわけでもなく、Amberに引き続きまったりと過ごす。
敷地が狭いから余計に外国人観光客が目立つ。
from Europeと思しき人たちは露出度が高いね。
自国であろうが、ここがインドであろうが。

いくつかの観測器に階段があったので登ってみた。
傾斜が急で、登るときはしんどいし、降りるときはこわい。

Jantar Mantarも堪能したので未練なくさっさとGHへ向かう。

何故、そんな特別思い入れもないような場所をブログ名にしたのかというと、

響きが良かったから。

それだけ...。

本日は市内観光でございます。
Amber PalaceとJantar Mantarを目指す。

風の宮殿、Hawa MahalからAmber行きのバスが出ているらしいので
まずはバス乗り場へ。
が、しかーし、
途中、すべってこける。
....。
サンダルのため足は汚れ、ズボンも汚れ、手をついたので手も汚れる。
ただの泥水やとは思うけど、まさか牛様のアレの水たまりなんてことは...
な、ないない!!

迷いながらもなんとかバス乗り場へ到着する。


アンベール アンベール アンベール アンベール 
アンベ〜〜〜ェル


という声がこだまする。
バスには運転手と車掌がいるのが普通のようだ。
この車掌が大声で行き先を叫び客を乗せ、運賃を回収するのである。
バスの中はほとんどが男性。
女性は、おばあさんと、その孫らしき少女たちがいるだけだった。

この車内、音楽がかかっている。それに合わせて隣の男が歌っている。
公共の場であっても音楽を共有しているというのがなんか良かった。

おばあさんと孫たちの写真をこっそり撮らせていただく。
こっそりと言っても一眼レフ丸出しやけど。
すると、おばあさんが何か言ってくる。表情も厳しかったので、やっぱり気に障ったか、と思ったがそうではないようだった。
周りの風景を指差し、「写真撮りな」とでも言っているようだった。
Amberに着くと、「ここ、ここ。降りなさい」と促してくれた。
バスを降りてからも少女は私に手を振ってくれていた。



インドの朝は早い。

午前6時、外からきこえてくる生活の音に目を覚ます。
しかしまた眠りに入り、起きたのは12時になってから。

屋上に出て日記を書いていたら、GHの奥さんに下に降りてくるよう呼ばれる。
テレビ観てチャイを飲み、談笑。
2月18日に奥さんの兄弟の息子の結婚式があるから良かったら来ないか、と誘われる。
予定では18日は、パキスタンにほど近い砂漠地帯、Jaisalmerにいるはず。
でも結婚式に行ける機会なんてそうないだろうということで
Jaisalmer行きをキャンセルする。

約束の時間になり、昨日のおっちゃんと再会。
今日は未来のことについて観てくれるらしい。
結果は...



ゲストハウス(以下GH)に戻り、近所のおっちゃんと談話する。
おっちゃんが手相を観れることがわかり、ちょっと観てもらう。
結果はこんな感じ。

・仕事を2つ持つ
高校の時の担任が手相を観れる先生で、一回だけ観てもらったことがあった。
そのときもこう言われた。

・将来の職について迷いがある
まぁそうやけど、そんな人いっぱいいるでしょう。

・16歳ぐらいのとき学校をやめたかった
確かに。

・アート関係の人と縁がある
確かに。
写真とか音楽好きやしそういう繋がりはあって当然。
※このときおっちゃんは、私がアート好きなことを知りません。

・天の邪鬼
ええ、そうですよ。

手相とか占いってなんか胡散臭いような気がするし、ツッコミ入れたらきりがないぐらいやと思うけど、そのカラクリというか...何故人生が手に現れるのか、何故星が人生に影響するのか、っていうことが不思議。おもしろいよね。

私はひねくれているのか、手相に何と出ていようが、星占いに何と出ていようが、
結局は自分次第だと思っている。
そもそも私は宇宙の力をみくびっているのかもしれないし、
手相や占星術というものに対して誤解をしているのかもしれないけど。
まあなんだかんだ言って手相を観てもらうのを楽しんでいたけどね〜。

おっちゃんの哲学もおもしろかった。

「日本人は先のことばかり考えすぎ。僕は今を、今日を楽しむ。未来のことを考えたら前に倒れ、過去のことを考えたら後ろに倒れる。現在のことを考えたら立っていられる。」

過去あっての現在やし、先のこと考えるから現在を生きられるような気もするけど。ま、何事も「過ぎる」とあかんてことかね。

「100回考えたって何も変わらん。何かやれ。」

わかってはいてもねー、考えてしまうのですよ。


他人の話を聞くのはやっぱりおもしろい。

明日も会う約束をしてGHに帰る。

午前5時。
モーニングコールで目を覚ます。

用意を済ませ、5時40分ごろホテルをあとにする。

外はまだ真っ暗。ひっそりと静かなデリーの街。静かに脈打つデリーの朝。
ちょっと怖いぐらいである。

ニューデリー駅に着き、プラットホームを調べる。
おじさんが「どこ行くん?」と聞いてきて、ホーム番号を教えてくれた。
教えてもらった10番に行くも、列車はまだ来ていない。
出発の5分前になっても現れず、「インドの列車はよく遅れるっていうからなー」
なんてのんきなことを思いつつも一応周りの人に確認。

隣のホームに停車中の列車であることが判明。
ちゃんと車体には列車名が書いてある。
気づかんまま、乗るべき列車を見送るところだった。危ない危ない。
そして、列車入り口に貼られたリストと自分のチケットを照らし合わせ確認する。
間違いない。これです、Shatabdi Express。
席に着くと間もなく発車。

車内は日本の新幹線のようだ。
しばらくすると、ミネラルウォーターが紙コップ付きで配られる。
こんなサービスがあることを知らなかったので驚いた。
続いてポットに入ったチャイと、ビスケット、キャラメルが配られる。
次は朝食。トーストと卵焼き、再びチャイ。
そして最後にはジュースが配られる。
たかだか5時間弱の行程ですよ。

chai breakfast

寝て、起きて、食べてを繰り返しているうちに
午前11時頃、The Pink City、ジャイプールに到着!!

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2006/02/08〜03/10

*あくまでも私が体験してきたことなので、これがインドの全てであると受け取らないでください*
また、このブログは、散歩中書いた日記をもとに、リアルタイム風に書き直しています*


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