午前5時。
モーニングコールで目を覚ます。
用意を済ませ、5時40分ごろホテルをあとにする。
外はまだ真っ暗。ひっそりと静かなデリーの街。静かに脈打つデリーの朝。
ちょっと怖いぐらいである。
ニューデリー駅に着き、プラットホームを調べる。
おじさんが「どこ行くん?」と聞いてきて、ホーム番号を教えてくれた。
教えてもらった10番に行くも、列車はまだ来ていない。
出発の5分前になっても現れず、「インドの列車はよく遅れるっていうからなー」
なんてのんきなことを思いつつも一応周りの人に確認。
隣のホームに停車中の列車であることが判明。
ちゃんと車体には列車名が書いてある。
気づかんまま、乗るべき列車を見送るところだった。危ない危ない。
そして、列車入り口に貼られたリストと自分のチケットを照らし合わせ確認する。
間違いない。これです、Shatabdi Express。
席に着くと間もなく発車。
車内は日本の新幹線のようだ。
しばらくすると、ミネラルウォーターが紙コップ付きで配られる。
こんなサービスがあることを知らなかったので驚いた。
続いてポットに入ったチャイと、ビスケット、キャラメルが配られる。
次は朝食。トーストと卵焼き、再びチャイ。
そして最後にはジュースが配られる。
たかだか5時間弱の行程ですよ。
寝て、起きて、食べてを繰り返しているうちに
午前11時頃、The Pink City、ジャイプールに到着!!
モーニングコールで目を覚ます。
用意を済ませ、5時40分ごろホテルをあとにする。
外はまだ真っ暗。ひっそりと静かなデリーの街。静かに脈打つデリーの朝。
ちょっと怖いぐらいである。
ニューデリー駅に着き、プラットホームを調べる。
おじさんが「どこ行くん?」と聞いてきて、ホーム番号を教えてくれた。
教えてもらった10番に行くも、列車はまだ来ていない。
出発の5分前になっても現れず、「インドの列車はよく遅れるっていうからなー」
なんてのんきなことを思いつつも一応周りの人に確認。
隣のホームに停車中の列車であることが判明。
ちゃんと車体には列車名が書いてある。
気づかんまま、乗るべき列車を見送るところだった。危ない危ない。
そして、列車入り口に貼られたリストと自分のチケットを照らし合わせ確認する。
間違いない。これです、Shatabdi Express。
席に着くと間もなく発車。
車内は日本の新幹線のようだ。
しばらくすると、ミネラルウォーターが紙コップ付きで配られる。
こんなサービスがあることを知らなかったので驚いた。
続いてポットに入ったチャイと、ビスケット、キャラメルが配られる。
次は朝食。トーストと卵焼き、再びチャイ。
そして最後にはジュースが配られる。
たかだか5時間弱の行程ですよ。
寝て、起きて、食べてを繰り返しているうちに
午前11時頃、The Pink City、ジャイプールに到着!!
駅のinformationに行き、地図をもらう。
地図で確認すると、行くつもりだった宿が駅から遠かった。
どうしようかと考えていたところ、informationのおっちゃんが「ここに行ったら?」と薦めてくる。
まぁ当てもなかったので、おっちゃんに従うことに。
駅を出るとそこにはインド名物、リキシャーワーラー。
さっそく声をかけてくる男。
「エクスキューズミー。リキシャー?」
無視。
「ドコイク?」
無視。
「リキシャー?」
無視。
客引きをする人にはつかまりたくないので、自分で探す。
が、その男がずっと付いてくる。
ハンターと化した男は、「10ルピー!!」と言う。
よく聞くと、1m10ルピーって言ってるぞこいつ。
そんなもんに誰が乗る。
プリペイドカウンターがあったのでそこへ行く。
もうめんどくさくなったので、ハンターをドライバーに任命。
エンジンがかかるのを待つ間、客が書いた推薦文ノートを見せてくる。
これか〜。噂にはよく聞いている。これを見せてくる奴には注意しろ、と。
「この人は良い人です。いろいろ案内してくれます。」
ふむ。
「この人は危険です」
え〜っ!!キ、キケン!?
私もう乗ってますけど...。でもまだエンジンかかってないし、今なら間に合う。どうしよう。どうしよう。
「...ま、えーわ。なるようになるわ。」
考えるのがめんどくさくなったときの結論、「なるようになる。」
これで取り返しのつかないことになったら元も子もないけど...。
ムスリムフェスティバルが行われている賑やかな街の中を、ぶつかりそうになる車をかわし、人も轢きそうになりながらなんとか無事City Palaceに到着する。
ハンターが「50ルピーで半日ガイドしてあげるよ。」とありがたいことを言ってくれる。政府の半日バスツアーが90ルピーということを考えるとこれはお得。
でもどっか連れ回されるんちゃうん。
まぁここでもハンターに運命を委ねることになるのですが。
一度別れ、13時30分に待ち合わせすることに。
ゲストハウス(以下GH)に着き、部屋を見せてもらう。
2階はダブルでその分高いにもかかわらず、「1階よりは開放感あるし、眺めも良いよな」なんて思いちょっと贅沢をする。
実際は、屋上から眺めることはあっても、部屋から外を眺めることなんかなかったけど...。
少し休み、昼ご飯を食べてから、待ち合わせ場所に着いているべき13時30分にGHを出る。
お、いたいたハンター。
リキシャーをブイ〜ンととばして何とかという場所へ。(曖昧すぎ)
この道中、棺を担ぐ数十人の列に遭遇した。
ここは、マハラジャと妃のお墓って言ってたと思う。
どんなストーリーがあるのか聞いたら、
"If you don't mind, If you don't mind..."
と繰り返し、何や?と思っていたら、シモネタだったわけです。
マハラジャの偉大さを語るハンター。ほんまうっとしいよ、ハンター。
と思いつつも、放置癖があるので勝手に喋らせておく。
気が済んだのか、次はWater Palaceへ。
ご想像の通り、Palaceが湖上に建てられているのである。
渡って向こう側へ行けるわけでもないようなので、数枚写真を撮って帰る。
それから次は何とかガーデンへ。
映画スターがたまにやってくるとか。
ここの目玉か知らんけど、なんか衣装を着て写真を撮ってくれたりもするみたい。
さてさてお次ぎは、
来ました、ファクトリー見学!!!!!
噂にはよく聞いてます。サリーや宝石の工場へ連れて行かれ、商品を買わされるという、あれですね。
2日目にしてこんな状況に陥るとは。...あ、2日目やからかもね。
結論から言うと、買ってしまいました。
はは。悔しいわー。ちくしょう。
ストールとか巻きものは好きやし、いつかは買うつもりやったけど、しつこく売りつけられるとその気がなくなってしまう。
うまくかわせないでいたところに、ちょっとかわいい柄のがあったから購入。ぼったくり価格でね。だから日本人がなめられるんでしょうね...。
ハンターが次に向かったのは、
ファクトリー!!
またか。
今度は何工場かな〜♪
カーペットか〜。高いぞ、これは。
今度はどんな接待かなぁと、期待と不安で織り機の職人を見つめる。
図案みたいなものがあって、それを見本に模様を織っていくんやけど、
その図案だけで模様を織りなす職人をすごいと思った。
オヤジが「こっちこっち」と完成品の部屋へ私を誘導する。
「まず、キミの欲しいサイズを言って。」
「小さいやつ」(別に欲しくないけど...。)
「これなんかどう?」
「もっと小さいので良い。」(完全にオヤジのペース)
「これは?」
あ、ラクダかわいいやん。と不覚にも思ってしまう。
でもかわいいもんはかわいい。
あれ...ちょっと迷いがでてきた。買っちゃう...?
でもここで買うのはなんか悔しい。
「んー、ごめんやけど、買えへんわ。まだ旅始まったとこやから荷物増やしたくないし(高いし)」
「ノーノー!!ラクダ、ラジャスタンの名物だよ!思い出だよ!!」とオヤジ。
「いや、いらん。」
「まぁ別に強制はしないけど、ムニャムニャ・・・・・」と
オヤジは必死の説得に入る。
「いや、あんた強制してるよ。」
と思いつつも結局ご購入〜。
ぼったくり価格です。そりゃ日本で買うよりは安いけどさ。
...ちくしょう。
うまくのせられてしまった...。巷の被害例に当てはまってしまったじゃないか。
わかっていながら断りきれなかった自分が恨めしいが、
これを教訓にするしかない。
ただ、救いなのは、少なくとも自分の良いと思った物を買ったこと。
あとあと土産選びに悩まなくても良いこと。
モノは考えようです。
リキシャーに戻り、「もうファクトリーはけっこう。疲れた。」と言いリキシャーを走らせる。
GHに着き、荷物を置いてムスリムフェスティバルをちょっとのぞきに行く。
このフェスティバルもハンターと行ったんやけど(懲りてない)
軽く身の危険を感じたので5分ほどで引き返す。
祭りだけあってみんなテンション高くて、その人ごみに埋もれるのはちょっとこわいものがあった。
人ごみから外れ、ハンターにガイド料Rs.50を渡す。
「明日もどうや?」と聞いてくる。
断ると、ハンターは
" You don't like my service."
と言い去って行った。
地図で確認すると、行くつもりだった宿が駅から遠かった。
どうしようかと考えていたところ、informationのおっちゃんが「ここに行ったら?」と薦めてくる。
まぁ当てもなかったので、おっちゃんに従うことに。
駅を出るとそこにはインド名物、リキシャーワーラー。
さっそく声をかけてくる男。
「エクスキューズミー。リキシャー?」
無視。
「ドコイク?」
無視。
「リキシャー?」
無視。
客引きをする人にはつかまりたくないので、自分で探す。
が、その男がずっと付いてくる。
ハンターと化した男は、「10ルピー!!」と言う。
よく聞くと、1m10ルピーって言ってるぞこいつ。
そんなもんに誰が乗る。
プリペイドカウンターがあったのでそこへ行く。
もうめんどくさくなったので、ハンターをドライバーに任命。
エンジンがかかるのを待つ間、客が書いた推薦文ノートを見せてくる。
これか〜。噂にはよく聞いている。これを見せてくる奴には注意しろ、と。
「この人は良い人です。いろいろ案内してくれます。」
ふむ。
「この人は危険です」
え〜っ!!キ、キケン!?
私もう乗ってますけど...。でもまだエンジンかかってないし、今なら間に合う。どうしよう。どうしよう。
「...ま、えーわ。なるようになるわ。」
考えるのがめんどくさくなったときの結論、「なるようになる。」
これで取り返しのつかないことになったら元も子もないけど...。
ムスリムフェスティバルが行われている賑やかな街の中を、ぶつかりそうになる車をかわし、人も轢きそうになりながらなんとか無事City Palaceに到着する。
ハンターが「50ルピーで半日ガイドしてあげるよ。」とありがたいことを言ってくれる。政府の半日バスツアーが90ルピーということを考えるとこれはお得。
でもどっか連れ回されるんちゃうん。
まぁここでもハンターに運命を委ねることになるのですが。
一度別れ、13時30分に待ち合わせすることに。
ゲストハウス(以下GH)に着き、部屋を見せてもらう。
2階はダブルでその分高いにもかかわらず、「1階よりは開放感あるし、眺めも良いよな」なんて思いちょっと贅沢をする。
実際は、屋上から眺めることはあっても、部屋から外を眺めることなんかなかったけど...。
少し休み、昼ご飯を食べてから、待ち合わせ場所に着いているべき13時30分にGHを出る。
お、いたいたハンター。
リキシャーをブイ〜ンととばして何とかという場所へ。(曖昧すぎ)
この道中、棺を担ぐ数十人の列に遭遇した。
ここは、マハラジャと妃のお墓って言ってたと思う。
どんなストーリーがあるのか聞いたら、
"If you don't mind, If you don't mind..."
と繰り返し、何や?と思っていたら、シモネタだったわけです。
マハラジャの偉大さを語るハンター。ほんまうっとしいよ、ハンター。
と思いつつも、放置癖があるので勝手に喋らせておく。
気が済んだのか、次はWater Palaceへ。
ご想像の通り、Palaceが湖上に建てられているのである。
渡って向こう側へ行けるわけでもないようなので、数枚写真を撮って帰る。
それから次は何とかガーデンへ。
映画スターがたまにやってくるとか。
ここの目玉か知らんけど、なんか衣装を着て写真を撮ってくれたりもするみたい。
さてさてお次ぎは、
来ました、ファクトリー見学!!!!!
噂にはよく聞いてます。サリーや宝石の工場へ連れて行かれ、商品を買わされるという、あれですね。
2日目にしてこんな状況に陥るとは。...あ、2日目やからかもね。
結論から言うと、買ってしまいました。
はは。悔しいわー。ちくしょう。
ストールとか巻きものは好きやし、いつかは買うつもりやったけど、しつこく売りつけられるとその気がなくなってしまう。
うまくかわせないでいたところに、ちょっとかわいい柄のがあったから購入。ぼったくり価格でね。だから日本人がなめられるんでしょうね...。
ハンターが次に向かったのは、
ファクトリー!!
またか。
今度は何工場かな〜♪
カーペットか〜。高いぞ、これは。
今度はどんな接待かなぁと、期待と不安で織り機の職人を見つめる。
図案みたいなものがあって、それを見本に模様を織っていくんやけど、
その図案だけで模様を織りなす職人をすごいと思った。
オヤジが「こっちこっち」と完成品の部屋へ私を誘導する。
「まず、キミの欲しいサイズを言って。」
「小さいやつ」(別に欲しくないけど...。)
「これなんかどう?」
「もっと小さいので良い。」(完全にオヤジのペース)
「これは?」
あ、ラクダかわいいやん。と不覚にも思ってしまう。
でもかわいいもんはかわいい。
あれ...ちょっと迷いがでてきた。買っちゃう...?
でもここで買うのはなんか悔しい。
「んー、ごめんやけど、買えへんわ。まだ旅始まったとこやから荷物増やしたくないし(高いし)」
「ノーノー!!ラクダ、ラジャスタンの名物だよ!思い出だよ!!」とオヤジ。
「いや、いらん。」
「まぁ別に強制はしないけど、ムニャムニャ・・・・・」と
オヤジは必死の説得に入る。
「いや、あんた強制してるよ。」
と思いつつも結局ご購入〜。
ぼったくり価格です。そりゃ日本で買うよりは安いけどさ。
...ちくしょう。
うまくのせられてしまった...。巷の被害例に当てはまってしまったじゃないか。
わかっていながら断りきれなかった自分が恨めしいが、
これを教訓にするしかない。
ただ、救いなのは、少なくとも自分の良いと思った物を買ったこと。
あとあと土産選びに悩まなくても良いこと。
モノは考えようです。
リキシャーに戻り、「もうファクトリーはけっこう。疲れた。」と言いリキシャーを走らせる。
GHに着き、荷物を置いてムスリムフェスティバルをちょっとのぞきに行く。
このフェスティバルもハンターと行ったんやけど(懲りてない)
軽く身の危険を感じたので5分ほどで引き返す。
祭りだけあってみんなテンション高くて、その人ごみに埋もれるのはちょっとこわいものがあった。
人ごみから外れ、ハンターにガイド料Rs.50を渡す。
「明日もどうや?」と聞いてくる。
断ると、ハンターは
" You don't like my service."
と言い去って行った。
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インド、旅の記憶の記録
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- プロフィール
散歩期間
2006/02/08〜03/10
*あくまでも私が体験してきたことなので、これがインドの全てであると受け取らないでください*
また、このブログは、散歩中書いた日記をもとに、リアルタイム風に書き直しています*
書いてる人:まったりすと
2006/02/08〜03/10
*あくまでも私が体験してきたことなので、これがインドの全てであると受け取らないでください*
また、このブログは、散歩中書いた日記をもとに、リアルタイム風に書き直しています*
書いてる人:まったりすと