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インドお散歩日記
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バスで隣に座った少女の親切をお借りし、Jantar Mantarに着く。

ここは天文台なのであるが、予備知識もなく、ガイドも利用しなかった私にはなんのことやらさっぱりわからん。
もったいないことをしているような気もするが...。

後で調べたことやけど...
18世紀にマハラジャが造らせたもの。
日時計、星座観測、曜日観測などの18の観測器がある。
現在はズレがあるが、日時計は2秒単位で計れるという。

電池の力で時を計る今とは違い、自然の力で時を計っていた昔。
宇宙の中に、そして共に生きてるように感じる。


特になにをしたというわけでもなく、Amberに引き続きまったりと過ごす。
敷地が狭いから余計に外国人観光客が目立つ。
from Europeと思しき人たちは露出度が高いね。
自国であろうが、ここがインドであろうが。

いくつかの観測器に階段があったので登ってみた。
傾斜が急で、登るときはしんどいし、降りるときはこわい。

Jantar Mantarも堪能したので未練なくさっさとGHへ向かう。

何故、そんな特別思い入れもないような場所をブログ名にしたのかというと、

響きが良かったから。

それだけ...。

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本日は市内観光でございます。
Amber PalaceとJantar Mantarを目指す。

風の宮殿、Hawa MahalからAmber行きのバスが出ているらしいので
まずはバス乗り場へ。
が、しかーし、
途中、すべってこける。
....。
サンダルのため足は汚れ、ズボンも汚れ、手をついたので手も汚れる。
ただの泥水やとは思うけど、まさか牛様のアレの水たまりなんてことは...
な、ないない!!

迷いながらもなんとかバス乗り場へ到着する。


アンベール アンベール アンベール アンベール 
アンベ〜〜〜ェル


という声がこだまする。
バスには運転手と車掌がいるのが普通のようだ。
この車掌が大声で行き先を叫び客を乗せ、運賃を回収するのである。
バスの中はほとんどが男性。
女性は、おばあさんと、その孫らしき少女たちがいるだけだった。

この車内、音楽がかかっている。それに合わせて隣の男が歌っている。
公共の場であっても音楽を共有しているというのがなんか良かった。

おばあさんと孫たちの写真をこっそり撮らせていただく。
こっそりと言っても一眼レフ丸出しやけど。
すると、おばあさんが何か言ってくる。表情も厳しかったので、やっぱり気に障ったか、と思ったがそうではないようだった。
周りの風景を指差し、「写真撮りな」とでも言っているようだった。
Amberに着くと、「ここ、ここ。降りなさい」と促してくれた。
バスを降りてからも少女は私に手を振ってくれていた。



インドの朝は早い。

午前6時、外からきこえてくる生活の音に目を覚ます。
しかしまた眠りに入り、起きたのは12時になってから。

屋上に出て日記を書いていたら、GHの奥さんに下に降りてくるよう呼ばれる。
テレビ観てチャイを飲み、談笑。
2月18日に奥さんの兄弟の息子の結婚式があるから良かったら来ないか、と誘われる。
予定では18日は、パキスタンにほど近い砂漠地帯、Jaisalmerにいるはず。
でも結婚式に行ける機会なんてそうないだろうということで
Jaisalmer行きをキャンセルする。

約束の時間になり、昨日のおっちゃんと再会。
今日は未来のことについて観てくれるらしい。
結果は...



ゲストハウス(以下GH)に戻り、近所のおっちゃんと談話する。
おっちゃんが手相を観れることがわかり、ちょっと観てもらう。
結果はこんな感じ。

・仕事を2つ持つ
高校の時の担任が手相を観れる先生で、一回だけ観てもらったことがあった。
そのときもこう言われた。

・将来の職について迷いがある
まぁそうやけど、そんな人いっぱいいるでしょう。

・16歳ぐらいのとき学校をやめたかった
確かに。

・アート関係の人と縁がある
確かに。
写真とか音楽好きやしそういう繋がりはあって当然。
※このときおっちゃんは、私がアート好きなことを知りません。

・天の邪鬼
ええ、そうですよ。

手相とか占いってなんか胡散臭いような気がするし、ツッコミ入れたらきりがないぐらいやと思うけど、そのカラクリというか...何故人生が手に現れるのか、何故星が人生に影響するのか、っていうことが不思議。おもしろいよね。

私はひねくれているのか、手相に何と出ていようが、星占いに何と出ていようが、
結局は自分次第だと思っている。
そもそも私は宇宙の力をみくびっているのかもしれないし、
手相や占星術というものに対して誤解をしているのかもしれないけど。
まあなんだかんだ言って手相を観てもらうのを楽しんでいたけどね〜。

おっちゃんの哲学もおもしろかった。

「日本人は先のことばかり考えすぎ。僕は今を、今日を楽しむ。未来のことを考えたら前に倒れ、過去のことを考えたら後ろに倒れる。現在のことを考えたら立っていられる。」

過去あっての現在やし、先のこと考えるから現在を生きられるような気もするけど。ま、何事も「過ぎる」とあかんてことかね。

「100回考えたって何も変わらん。何かやれ。」

わかってはいてもねー、考えてしまうのですよ。


他人の話を聞くのはやっぱりおもしろい。

明日も会う約束をしてGHに帰る。

午前5時。
モーニングコールで目を覚ます。

用意を済ませ、5時40分ごろホテルをあとにする。

外はまだ真っ暗。ひっそりと静かなデリーの街。静かに脈打つデリーの朝。
ちょっと怖いぐらいである。

ニューデリー駅に着き、プラットホームを調べる。
おじさんが「どこ行くん?」と聞いてきて、ホーム番号を教えてくれた。
教えてもらった10番に行くも、列車はまだ来ていない。
出発の5分前になっても現れず、「インドの列車はよく遅れるっていうからなー」
なんてのんきなことを思いつつも一応周りの人に確認。

隣のホームに停車中の列車であることが判明。
ちゃんと車体には列車名が書いてある。
気づかんまま、乗るべき列車を見送るところだった。危ない危ない。
そして、列車入り口に貼られたリストと自分のチケットを照らし合わせ確認する。
間違いない。これです、Shatabdi Express。
席に着くと間もなく発車。

車内は日本の新幹線のようだ。
しばらくすると、ミネラルウォーターが紙コップ付きで配られる。
こんなサービスがあることを知らなかったので驚いた。
続いてポットに入ったチャイと、ビスケット、キャラメルが配られる。
次は朝食。トーストと卵焼き、再びチャイ。
そして最後にはジュースが配られる。
たかだか5時間弱の行程ですよ。

chai breakfast

寝て、起きて、食べてを繰り返しているうちに
午前11時頃、The Pink City、ジャイプールに到着!!

午前7時前、起床。

そうそう、デジカメの充電器。
ん...?な、ない。どこを探してもない。

母に、充電器知りませんか?と聞くと、
「知らんよ」
ですよね。

数週間前に家中を掃除したときに捨てられたのでは、という疑惑がもちあがる。
んなあほな。

あ、そうそう、一眼レフどこやったっけ。
ん...?な、ない。どこを探してもない。

母に、カメラ知りませんか?と聞くと、
「知らんよ」
ですよね。

出発日の朝になってまで...。last-minuteもいいとこです。

結局充電器は見つからなかった。
一眼レフは、なんとタンスから出てきた。

騒動の末、家族にしばしの別れを告げ、
午前8時頃我が家をあとにする。

まだ荷造り終わってませんー。
まだ詰めてもいませんー。

母が、「夜はお寿司でも食べるか?」と言う。

え、なんかそれって最後の晩餐みたいやん。
生きて帰ってこれるか不安を募らせているところに、この提案。

まぁ結局食べましたが。


買い物に走り必要なものを揃え、夜から荷造りを始める。
持っていく物ってないようで結構ある。
衣類がかさばる。
体調崩したときに備え、体にやさしい日本のインスタントスープを用意する。
安宿に泊まるつもりなので、シーツも持参する。

デジカメの充電器が見当たらんけど、まあ朝探すか、と深夜3時ごろ寝る。


明日にはもうインドだ。

ギリギリ。
いつもそうです。

パスポートの更新手続きをしたのは出発日の約3週間前。

チケットを申し込んだのは出発日の約2週間前。

ビザを取りに行ったのは出発日の約1週間前。

現地の列車の手配は直前。
(席を確保しておきたかったので現地旅行代理店をつかう)

あほじゃなかろうか。
自分でもそう思う。余裕もてよ。




慌しく出発前の日々を過ごすが、私は不安をかかえていた。

「生きて帰ってこれるやろうか」

1ヶ月の旅程のうち、前半2週間は一人旅。

出発日が近づくにつれ、不安になってくる。
理由なき恐怖感。


そういえば、旅行前にある夢をよく見る。
「パスポート忘れた!!」
という夢である。

このおかげかどうかはわからんが、幸いそういう目に遭ったことはない。
2005年2月19日、初めてインドの土を踏む。
それ以来、インド熱に侵され「インド行きたい~」とよく口走る。


「インド行こ」

約1年後、2006年2月8日関空発の航空券を手に入れる。
そして今回の旅が始まった。


期間
2006年2月8日~3月10日

目的
インドの散歩
前回お世話になったNGO団体に再びおじゃま

予定ルート
Delhi-Jaipur-Jodhpur-Jaisalmer-Delhi-Kushinagar-Varanasi-Agra-Delhi
  • ABOUT
インド、旅の記憶の記録
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  • プロフィール
散歩期間
2006/02/08〜03/10

*あくまでも私が体験してきたことなので、これがインドの全てであると受け取らないでください*
また、このブログは、散歩中書いた日記をもとに、リアルタイム風に書き直しています*


書いてる人:まったりすと
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By. Hivaenvineasy @ 郷に入れば郷に従え
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