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インドお散歩日記
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本日は市内観光でございます。
Amber PalaceとJantar Mantarを目指す。

風の宮殿、Hawa MahalからAmber行きのバスが出ているらしいので
まずはバス乗り場へ。
が、しかーし、
途中、すべってこける。
....。
サンダルのため足は汚れ、ズボンも汚れ、手をついたので手も汚れる。
ただの泥水やとは思うけど、まさか牛様のアレの水たまりなんてことは...
な、ないない!!

迷いながらもなんとかバス乗り場へ到着する。


アンベール アンベール アンベール アンベール 
アンベ〜〜〜ェル


という声がこだまする。
バスには運転手と車掌がいるのが普通のようだ。
この車掌が大声で行き先を叫び客を乗せ、運賃を回収するのである。
バスの中はほとんどが男性。
女性は、おばあさんと、その孫らしき少女たちがいるだけだった。

この車内、音楽がかかっている。それに合わせて隣の男が歌っている。
公共の場であっても音楽を共有しているというのがなんか良かった。

おばあさんと孫たちの写真をこっそり撮らせていただく。
こっそりと言っても一眼レフ丸出しやけど。
すると、おばあさんが何か言ってくる。表情も厳しかったので、やっぱり気に障ったか、と思ったがそうではないようだった。
周りの風景を指差し、「写真撮りな」とでも言っているようだった。
Amberに着くと、「ここ、ここ。降りなさい」と促してくれた。
バスを降りてからも少女は私に手を振ってくれていた。




このAmberという城は山(というほどでもないけど)の上に建っている。
たどり着くまでに
インド人観光客、外国人観光客、ポストカード売りや物乞い、
様々な人に出会う。

息も切れ切れようやく着いた。
チケット売り場に行くも、現地人に圧倒される。
順番なんてない。割り込んだ者勝ち。
悠長に待ってたらいつまでも買えない。逞しいきインド人。

鏡のモザイクが施された部屋やステンドグラスを見つつ、
裸足になってひと休み。
大理石の上はひんやりして気持ちが良い。
周りにいる学生の団体や家族連れが記念撮影をしている光景を眺めたり、
ラブラ~ブなカップルを眺めたり...。

噴水のある広い庭では写真撮影が絶え間なく行われていた。
肩組んだり、わけのわからんポーズでかっこつけたり。みんな楽しそう。

笑顔の人々を観て和んだところで出口へ向かう。
出入り口にはチケットもぎりのおっちゃんや警備員がいるのだけど、
私が日本人とわかると、過去の日本人観光客に仕込まれたギャグを披露してくる。
「アイーン」に始まり「コマネチ」「ゲッツ」「カトちゃんぺ」
な、懐かしい。
今時ゲッツなんてラミレスぐらいしかやってないんじゃ...。ていうか、ラミレスはコマネチ以外はやってるな、おそらく。
はっきり言ってこんなんされても失笑やけど、なんか憎めないね、インド人。
異国の、しかもわけのわからんギャグをその国の人を見つけては披露する。
かわいすぎる。
せっかくなので写真におさめておく。

amber


階段付近で佇んでいるとキッズがわらわらと寄って来た。
「足どうしたん?」と心配してくれる。
「滑ってこけてしまってん」
「あ〜(痛そうな表情で)ケガしたん?」
「ただ汚れただけ〜」
「そっかぁ」
なんていう会話をし、名前を聞かれ答えると
「書いて書いてっ」とノートを差し出される。ほんまかわいい。
自分の出身を誇らしげに「パンジャビ、パンジャビ」と連呼するキッズ。
じゃあね、バイバイーと去っていったが、すぐに3人戻ってきて
「フォトフォト!!」と言うので撮ってほしいのかと思いきや一緒に写りたいらしい。
聞いた名前ももう忘れてしまったけど、元気にしてるかな。

Amberを出るが、どのバスに乗ったら良いかわからず土産物屋の兄ちゃんに聞くと
わざわざ道を渡ってバスの前まで連れて行ってくれた。

Amberを楽しめたかどうかはわからないが、Amberで楽しめたことは確かである。

なんて思いつつJantar Mantarへ向かう。

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2006/02/08〜03/10

*あくまでも私が体験してきたことなので、これがインドの全てであると受け取らないでください*
また、このブログは、散歩中書いた日記をもとに、リアルタイム風に書き直しています*


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