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インドお散歩日記
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JODHPURでは精神的に疲れるということはなかったと思う。

人と人との距離感がちょうど良かった。
いわゆる「しつこいインド人」ではなかった。

リキシャも、断ると割とあっさり諦める。
店の客引きも少ない。

でも困っていると助けてくれる。

私が行ったところがたまたまそうだったのかもしれないし、
「近づくな」オーラを出していたのかもしれない。

私の知る範囲でのJODHPURは、とても過ごしやすい街だった。



今日、夜行バスでJAIPURに戻る。

チェックアウトの20:45から出発の22:30まで、
受付前の憩いの場で時間をつぶさせてもらうことに。

日記を書いたりしていると、マネージャーが
「休みたかったら部屋戻っても良いよ」
と言ってくれた。
もうチェックアウトしているにもかかわらず。
素敵な心遣いです。
彼の眠たげなお顔も素敵でした。笑

部屋には戻らず、ボーっとしていると、
オーナーがノートを片手に現れた。
いわゆる推薦文ノート。

概して評価は良いようだった。

いくつかのコメントに、
「屋上からの景色がおすすめ」
と書いてあったので、自分もコメントを書きノートを返すときに
さりげなく屋上のことを言い、連れて行ってもらう。
最上階には経営者家族が住んでるので、屋上も本当は非公開なのだ。


屋上に着いた。

んー...あまりはっきりとは見えなかった。
どうやら今日はいまいちな日だったみたい。

そんなことよりも、私のわがままに付き合ってくれたことに感謝。
オーナーもこの街が大好きだという。
すごく誇らしげに話してくれた。


最後にもうひとつわがままをきいてもらう。


「家族の写真を撮らせてくださーい」

オーナー、快諾。

居間に通される。

オーナー父が、部屋に飾られたヒンドゥーの神々の画や先祖の肖像画、写真の説明をしてくれる。

ふむふむ、と聞いていると、チャイとビスケットが運ばれてきた。

「気ぃ遣わんとってください」
と言っても、
「インドの伝統だから。ゲストはもてなすんだよ。」
みたいなこと聞き、ありがたくごちそうになる。

またまた新たなおもてなしが始まった。

オーナーの指輪交換式とかいう結婚式の前の儀式のアルバムを持ち出してきて説明してくれる。
みんな華やかな衣装を着ていて鮮やかだった。

その後記念撮影をする。
素敵なマネージャーは食事中で不参加だったのが残念ではあったが。


私のわがままに、こんなにも真摯に向かい合ってもらって
なんか申し訳ないぐらいだった。


決して長い時間ではなかったけど、
この時間を彼らと共有できたことが嬉しかった。



そろそろ時間なのでおいとまする。

「またね」

と言ってバス停に向かった。

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2006/02/08〜03/10

*あくまでも私が体験してきたことなので、これがインドの全てであると受け取らないでください*
また、このブログは、散歩中書いた日記をもとに、リアルタイム風に書き直しています*


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